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そのなかにも在るかもしれない展 -山田哲平展-
 
 
 

そのなかにも在るかもしれない展 -山田哲平展-

2015年5月23日(土)~6月6日(土)

10:00~17:00 / 休館日はありません

 

 「かつて江戸の中心街の一つであった日本橋箱崎。今では高速道路と高層ビルの間でかつてのにぎわいは影を潜めている。この町で働いている人、暮らしている人はたくさんいるはずなのに、道を歩いていても人とすれ違うことは少ない。建物の中に収まってしまっているようだ。この町は、一体どんなところで、どんな人が住んでいるのだろうか。」

以前、箱崎を訪れたときに私たちが感じた印象でした。

 今回、箱崎の町をテーマに、美術作家の山田哲平が住民の方々の協力をもとに制作した作品を地元のギャラリーにて展示しま す。
 アーティストと箱崎の住民との交流から得たものを作品にすることで、普段知られることのない箱崎町をカタチに起こし、鑑賞者と共有する機会を作りたいと考えています。

 山田の作品は、水のきらめきや闇、心臓の音といった、日常で起きている現象が題材となっています。幼少時代に俳優であった山田にとって、演じるということは「自分ではない誰かに成ること」でした。「誰かに成る」という行為を、人格形成において多感な時期から繰り返してきた山田は、ある日「自分は何者なのか」わからなくなってしまいました。しかし、ここで山田は、「自分と世界に隔たりはないのではないか」と考えるようになり、そこから「世界を理解するための装置」として、作品制作へと踏み出すことになります。山田の「世界を理解するための装置」というのは、「不安定な自分のアイデンティティをどこかで明らかにしたい、自分がどんな世界に行きているのかを明らかにしたい」という山田の欲求であること考えることができます。同時にそれは、この不安な社会や世界の中で、山田以外の私たち全ての人間にも共通しうる欲求なのかもしれません。

 今回の展覧会では、近年彼が取り組んできた音に着目した作品を出展致します。
 会場には、天井につり下げられたスピーカーから何本もの細い糸が垂らされ、人の心臓の音が再生されます。心臓の鼓動に合わせて糸が波打つその姿は、まるで生きている人のように感じられるでしょう。また、私たちはその作品の中に入ることも、触ることもできます。そこはまるで自分の内部にあるものと触れ合えるような不思議な体験を行うことができるはずです。
 山田の作品世界に触れ、そこで生じる感動が、さらに他者につながってゆくようなサイクルを、ぜひ体験して頂きたいと思い ます。

(向畑梨菜/本展企画)



作家HP:
山田哲平
http://teppeiyamada.com/
中山晃子
http://akiko.co.jp/akikoweb/top.html

展示会WEBページ:
http://sononakanimoaru.strikingly.com/

関連企画:
5月24日(日)レセプション 15:00~ *ゲスト:中山晃子/アーティスト



そのなかにも在るかもしれない -山田哲平展-
(2014 年度横浜美術大学コンテクストアーツ科目アートキュレーション演習 関連企画)
企 画:向畑梨菜/本展企画・横浜美術大学テキスタイルデザインコース卒業生
監 修:森山貴之/横浜美術大学共通科目准教授
主 催:横浜美術大学共通科目森山貴之研究室
観覧料:無料
お問い合わせ:横浜美術大学共通科目森山貴之研究室
        045-963-4136(研究室直通)
        t-moriyama@yokohama-art.ac.jp

   
 
 
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